アルマガ

酒を飲みながら酔った勢いで書く、中年サラリーマンの愚痴の保管所

NISAについて思う。

NISAが変わるかもしれない。

そんなニュースが流れ、Twitterでもそこそこ盛り上がった。でも、この恩恵受ける人ってどのくらいいるんだろう。すでにNISA枠使い切っている人や、もっとがんばりたい人はメリットあるだろうけど、新しい層をNISAに誘導するのは難しいんじゃないだろうか。

 

我が家は資産形成が遅れたので、そこそこの貯金が積み上がってからNISA始めたので、貯金を切り崩しながらNISAに振り分けている状態。妻と合わせて年間80万。これが120万とかになれば、正直うれしい。ただ、貯金がない状態だったならば、NISAの枠が拡大しても使い切れそうにない。

年間120万、月10万これだけの余裕がある人ってそんなにいるんだろうか。ましてや、自分は投資に資産を全振りするようなタイプでないので、普通にNISAやるとしても、貯金と投資は半々にしておきたく、乱暴に計算すると年間240万、月20万のお金の余裕があるということか。

うーん。

 

たぶん、この先、NISAを使える人と使えない人は相当な格差を生む。余裕がある人は資産をさらに増やすし、余裕がない人は余裕がないままだから。

格差を助長する状態を政府がほっとくとも思えず、近い将来次の手をうって来るんだろう。これが一番の不安。

次に何をするにしても、現役世代、とりわけ氷河期世代をこれ以上苦しめない政策を望みます。氷河期世代はすでに十分に苦しみました。

 

というわけで、手放しに喜べないNISAのニュースでした。