アルマガ

酒を飲みながら酔った勢いで書く、中年サラリーマンの愚痴の保管所

ボーナス出た。

冬のボーナス出た。

200万くらい。手取りで150万くらい。

 

巷の感じだと、多い部類に入るのだろうか。

ただ、毎月の給与がそれほど多くないので、ボーナスは多少多めに貰わないと生活が成り立たない。

大半は赤字の補填に消え、借金の返済に消え、冬のボーナスはもらった瞬間にだいたいなくなる。

 

額面に比べ、手取りが少ない。

累進課税で収入が多ければ税金が高くなるのはわかる。

ただ、コロナ支援とか、児童手当とか、高校無償化とか、そのあたりは平等にして欲しい。

 

「ボーナスいっぱいもらっているんでしょ」と、会社の同僚から言われることもある。

相応の苦労をしているつもりで、楽をして稼いでいるわけではない。

今より自由な時間が持てるなら、収入が多少下がっても構わない。

そういう言葉をかけるような人のポジションを羨ましいと思うことがあっても、そこに行く道がわからず、自分の時間は削られ、ボーナスは増えていくだけなのだ。

代われるものなら代わりたい。

 

望んでいないのにポジションは上がり、額面の収入は増えている。

それによって税金・社会保険料等は増え、支援が削られる。

こちらの立場も考えてほしい。

ストレスチェック

毎年のストレスチェックの結果が届いた。

今年も「高いストレスが窺われる」だって。

 

単調な質問で、何をどう答えればどんな結果になるのか、大体予想がつく。

こんなアンケートに意味があるのだろうか。

厚労省あたりのやっつけ仕事感、世論へのアピールのため「とりあえずやりました」の感をひしひしと感じる。

 

関連して、残業時間の制限とか、有給休暇の取得義務とか、くだらない施策が多すぎ。

規制を強化することで、本当の問題を闇に隠して、実態を見えにくくしていることがわかんないのかな…

 

さて、チェックの結果をどう対処しようか。

医師の面談を受けてみようかな…

住宅ローンの金利に思う

https://news.yahoo.co.jp/articles/19847597ea3b94390a5234aec01429d209b1b94c

 

住宅ローンの金利が上がりそうだ。

市場の圧力が強そうなので、多分この傾向はもう少し続きそうに思う。

最近の物価高問題とあいまって、ヤフーのコメント欄は大荒れになっていた。

みんな、日銀叩いて、金利上げて、物価下げたいんじゃなかったっけ?

 

みんな、自分勝手だ。

 

何はともあれ「安いから」という理由だけで、ローンを選んではいけないのだ。大切なのは変動のリスクを許容できるかどうかなのだろう。

低すぎるローン金利に騙され、限界まで借りた人人達は、これから金利の動向にビクビクしながら過ごすのだろうか…。

 

我が家は金利に対するドキドキ感が嫌だったので、固定金利で高い利子を選択した。だから、今回の件は割と静観していられる。

妻はローン金利の上昇のニュース聞き、テレビの前で歓喜していた。

そんな妻を「金利が上がると景気が悪くなるんだよ…」と、いったん落ち着かせる。

 

みんな、自分勝手だ。

世論と金融緩和

やはりというべきか、こんな記事が出始めた。


黒田日銀に逆風、世論調査で過半数が金融緩和「変更すべきだ」 - Bloomberg

やはりというか、こんな記事が出始めた。

世論調査の世論ってどこの誰なのでしょうか。

現役世代は変動金利の住宅ローン抱えている人が多いはずなので、金融緩和やめたらやばいと思う。

ローンの金利が上がって、不況によるリストラなどと重なって、住宅手放す人が増えるのでは?

年金暮らし、ローンなしの高齢者層は円高歓迎なんだろうから、世論ってそんな高齢者のことなんでしょうか?

「世論?」による愚策に走らないことを望みます…。

 

とはいえ、我が家は固定金利でずっと悔しい思いをしてきたから、金利上がってもかまいませんが。

平均値とか中央値とか

【グラフで一目瞭然】40~50歳代「就職氷河期」の貯蓄は二極化傾向。老後を心配する人は8割以上に(LIMO) - Yahoo!ニュース

 

自分たちは就職氷河期はいつも損な役回りで、いつかは誰かがなんとかしてくれると思っていたけれど、なんにも解決しないままときが過ぎてもう40~50代。人生も後半戦だ。

もはや切り捨てられそうな世代なので、誰かも助けてくれないし、そんな事をグチグチ言っていても無駄だ。結局自分の身は自分でなんとかしなければどうしようもない。

愚痴る前に、自分だけは生き残れる道を探れ。ということ。

 

ところで、よく見かける平均値と中央値問題。

平均値は感覚よりも高いとか、中央値のほうが実情に沿っているとか書いてあって、そんな中央値と比べて高い、低いなんて一喜一憂する場面は誰しもあると思うのだけれど、平均値や中央値に勝っているからそれは安心なのか? と、いつも思ったりする。

例えば、記事の中に

40歳代・二人以上世帯の金融資産保有額(金融資産を保有しない世帯を含む)

・平均:916万円

・中央値:300万円 《金融資産保有額分布》

とあるけれど、916万あれば老後安泰? もしくは300万で安泰? そんな事どこにも書いてない。実情と乖離していると言われる平均の900万あっても不安だと思うし、中央値の300万は自分の感覚では終わっている(全然足りない)とも思う。

つまり、平均値だろうと中央値だろうと、それはみんなの平均(中央)であって、安心の貯蓄額はどこにも示されていない。もし氷河期世代の半分以上の大多数が貧しい老後を迎えるのであれば、平均値や中央値に少し超えた資産を持っていても、それは大多数と同じ貧しい老後が確約されただけのことで、みんなと同レベルに貧困というだけ。貧困であることには変わりないだろう。だから、平均や中央を見ても無駄なのだ。

 

ついつい見てしまう平均値や中央値だけど、見方を誤ると危険。

こいつらは「安心の指標」ではない。

何のために働きますか?

「何のために働きますか?」

周囲の人達に聞いてみると、みんな「生活のため、お金のため」と言う。

生活の維持さえできれば、大半の人は満足するということか。割とつまんない理由でずっと会社で働き続けている。自分もそうだけど。。。

 

正直、今の会社にいるべきか悩んでいる。会社やめて転職、独立してもたぶん生活の維持はできる。だったらつらい思いまでして会社に縛られる理由がわからない。そんなふうに考え始めたら、なんで今の会社にいるのかわからなくなってきて、毎日悩むようになった。

今の自分を会社につなぎとめてるのは、「給料がいい」という理由だけで、それ以上でもそれ以下でもない。

……

 

もし、あと3000万円貯めることができたら、日々の生活の維持以外の心配はほぼ消える。子供の学費、住宅ローン、老後の三大支出は概ねクリアする。

あと3000万。そこまでがんばってみる?

そんなことを考えながら、毎日が過ぎていく。

NISAについて思う。

NISAが変わるかもしれない。

そんなニュースが流れ、Twitterでもそこそこ盛り上がった。でも、この恩恵受ける人ってどのくらいいるんだろう。すでにNISA枠使い切っている人や、もっとがんばりたい人はメリットあるだろうけど、新しい層をNISAに誘導するのは難しいんじゃないだろうか。

 

我が家は資産形成が遅れたので、そこそこの貯金が積み上がってからNISA始めたので、貯金を切り崩しながらNISAに振り分けている状態。妻と合わせて年間80万。これが120万とかになれば、正直うれしい。ただ、貯金がない状態だったならば、NISAの枠が拡大しても使い切れそうにない。

年間120万、月10万これだけの余裕がある人ってそんなにいるんだろうか。ましてや、自分は投資に資産を全振りするようなタイプでないので、普通にNISAやるとしても、貯金と投資は半々にしておきたく、乱暴に計算すると年間240万、月20万のお金の余裕があるということか。

うーん。

 

たぶん、この先、NISAを使える人と使えない人は相当な格差を生む。余裕がある人は資産をさらに増やすし、余裕がない人は余裕がないままだから。

格差を助長する状態を政府がほっとくとも思えず、近い将来次の手をうって来るんだろう。これが一番の不安。

次に何をするにしても、現役世代、とりわけ氷河期世代をこれ以上苦しめない政策を望みます。氷河期世代はすでに十分に苦しみました。

 

というわけで、手放しに喜べないNISAのニュースでした。