アルマガ

酒を飲みながら酔った勢いで書く、中年サラリーマンの愚痴の保管所

ローン破綻について思う

 ローン破綻についてのYouTubeを見ていた。

 いろいろな事情があることはわかるものの、全体を通して関して感じたことは「無計画」だと言う感想だった。大半の人が人生で一番の出費になるはずなのに、あまりにも杜撰な計画な人ばかり。70過ぎまでこのまま返していけるだろうとか、出産後の妻は働き続けるだろうとか、ボーナスは変わらず出続けるだろうとか。コロナとか、インフレとか、いろいろな要因で破綻したことはわかるが、それを言い訳にした杜撰な計画ばかりだった。計画が杜撰なのに大きく背伸びした物件を購入しているように思えた。

 

 我が家は、この先何が起こるか予想できなかったので全期間固定でローンを組んだ。金利面で不利になることは理解した上で。ボーナス払いは利用しているが、支払いを分散させるためで、ボーナスが止まっても払えるところまでは計算に入れた。年収が下がる可能性、その時どうすればいいかとか、それなりにはシミュレーションした。ハウスメーカー以上に多くの銀行まわって金利の交渉もした。多少、石橋を叩きすぎたが、とにかく、あのときやれることは大体やったつもりだ。

 結果、10年くらいでローン完済の目処が立った。想定以上に収入は増えたし、今思えば余裕すぎるとくらいのローンだったが、背伸びした生活をせず、この程度でよかったのだ。

 

 自分がローン破綻の動画を見ている背後で、息子が不安そうな顔をして立っていた。

「うちは大丈夫。今、会社クビになって収入なくなっても、ローンは返せるし、2年位は生活も維持できる」と話してあげると、安心したような顔をして、自分勉強部屋へ向かっていった。